これは受け売りですが、「Marlboro」は「Man Always Remember Love Because Of Romance Only」の頭文字を採ったもののようです。女性の唇をイメージしてデザインされた洒落たパッケージです。2005年4月までJTがライセンス生産しておりましたが、契約が更新されなかったのでフィリップモリス製になっているようです。4月に購入しておいた「マールボロ」をヒュミドールに封印しておいて、7月に新しいものを買ってきて吸い比べをしてみました。バーコード番号もタール値・ニコチン値も一緒で同じチャーコールですので本質的に味は変わっていないと思います。JT産の方がフィルター効果が高かったような気もしますが、同じものだと思って良いと思います▼「The Hard Way(ハード・ウェイ)」という映画でJames Woodsが恋人のために禁煙しようとしながらもついつい自販機で購入してまう、米国に於いてかなりポピュラーなブランドだと分かります。外国や空港の免税店には日本では見られないバージョンも置いてありますから、世界で最も人気のあるシガレットの一つなのでしょう▼「なんて発音するのですか?」と訊かれたことがありますが、「マルボロ」という呼び名が日本では定着していて、正確には「マールボロ」、スペリングを見た上で更に厳密に言えば「マァ(ル)ボォゥロゥ」かもしれません。 ブレンドの内訳は勝手に想像しましたが(笑)、バーレー5・ヴァージニア3・オリエント1・香料1でしょうか。適度な刺激と満足感があり、アメリカらしいです▼匂いはわりとあるようで、私は自分が喫煙者だから気にならないのですが、非喫煙者には「臭い」と言われるようです。副流煙の匂いも私は嫌いではないのであまり目くじらを立たされると困ります(^_^;▼Carter元大統領が北朝鮮の核疑惑で騒がれていた時に訪朝の予定をたてるのですが、彼は愛煙家ではないのに気持ちが揺れ動き、たばこを吸っていたと云います。政府高官ならダンヒルやロスマンズでも吸っているような印象ですが(金正日はそうです)特にたばこにこだわりのある人物ではありませんでしたから、一番売れている「マールボロ」を吸っていたのかと思います。毛沢東は「肺の訓練」と言って喫煙していましたね(笑)▼メンソールも存在していて、女性にこれを吸っている人が良くいます。適度な段階に強さの違う物とメンソールを展開していてとっつきやすい銘柄だと思います。▼米国のマクダネルダクラスF-4「ファントム」という戦闘機があります。非常に多様性に富んでいて、海軍・海兵隊・空軍で使用され、大量に輸出されたものやライセンス生産された派生型が今も第一線で活躍している人気商品です。我が国の自衛隊にも三菱F-4EJ改として配備されております。イスラエルに於けるファントムIIの存在は特に意義深く、フランス政府が中東戦争に於いて「ミラージュ」シリーズの受け渡しを取りやめたためこの機体は戦局に大きな影響を及ぼしました。英国の「スピットファイア」という戦闘機は1948年までに20種以上のタイプが生産され、海軍向けに改修されたものは朝鮮戦争にも参加したほどです。