しっかりたばこ味: |
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メンソール感: |
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フルーティ感: |
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甘 味: |
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におい少なめ: |
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デザインGood: |
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女性にお勧め: |
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「飛鳥」です。私のラタキアの入り口だった「飛鳥」、国内生産が打ち切られただけでもショックのあまりキロの単位で買いだめしてしまったのですがマクバレン製になって味が全然違っていたらどうしよう・・・と不安な気持ちで1カートン試し買い▼まずは私のお気に入りのJT「飛鳥」を吸ってこの味を覚えておきます。甘み・酸味・ラタキア感が三拍子揃ったこの大好きなたばこをとりあえず1ボウル吸いました。そして今度は少し時間をおいてから同じパイプで新「飛鳥」を。缶には「Premium」と書いてあります。大きなお世話の警告文言の入った蓋を10円玉をはさんで開封。たばこジャーの予備がないので酒屋で買ってきた甲種焼酎をヒュミドールに漬けてタッパーに密閉しました▼違う! ラタキアの香りが少ない! 葉っぱの色が違う! ・・・しかし吸ってみるまで最終判断は下せません。JT産同様たまに大きな葉が混ざっていますので少し慎重にパイプに詰めます。そして着火。おお、火付きはマクバレンの方が上か? 煙道を通って私の口の中に味が入ってきます。・・・違う。これは違うたばこだ。同じパイブで吸って味が違うんだから別のたばこだ。JT「飛鳥」の強さは私の印象だとヘビーのちょっとだけ下、「飛鳥・2」は少しマイルドになってミディアムの少し上です。違う違う味が違う。あのJT「飛鳥」の甘みがない▼・・・とまあ5,400円を「飛鳥」「ではない」たばこに遣ってしまったことを一瞬後悔しましたが、冷静になって考えてみましょう。ラタキア銘柄で最高のものといったら「Dunhill MyMixture965」があるではないですか。缶を開けると「磨きあげた伝統の職人芸」とあります。そうなんだ。これは私の大好きなデンマークのたばこなんだ。そっかー、なるほどー。デンマークのたばこ職人がつくりあげた上品な味のたばこなんだ。酸味を抑えたのはこの国のブレンド思想かな▼といった具合でJT産と神経質に比較しないで純粋に「ひとつのたばこ」として評価してみると星は4つ付けることができます。そうそう、私より後からパイプを始めたある友人は当然JT「飛鳥」の味を知らないのですが、「すごく美味しい。100グラムが一週間経たないうちになくなってしまう」と申しておりました。缶に書いてある「プレミアム」の文字はあながち的はずれでもありません。「朝起きてからの一服」、現在あるJT「飛鳥」のストックが底をついてしまったらどうしようと思っていたのですが、このたばこも身体に優しい(たばこが身体に優しいというのも変な表現ですが)銘柄として私のパートナーになってくれるでしょう。結婚の経験すらない私ですが「再婚」ってやつをしたらこんな気持ちなのかな? とりあえずデンマーク万歳。女性にお勧めも3つ星にしてしまいましょう♪ |